ひとつのおわりに寄せて

言いたいことなんて多分沢山ある気がする。でもなんにも書けないまま、書こうとしないまま今日が来てしまった。わたしの、お嬢様としての人生は今日で終わる。こう書くとギャグにしか見えないのだけど。明日からはもう、誰もこんなふうに呼んでくれないという事実をまだ受け止められないでいる。今日で終わりだなんていう文章、できれば書きたくなかった。でもきっと、今書かないと後悔するだろうことをわたしは知っているので。誰に宛ててでもなく、わたしの感情のために書かなきゃいけない。

一昨年のえび座でいなばくんを好きになって、それから今日までわたしなりに駆け抜けてきた。
いなばくんを見たくて初めて防振を買った。嵐コンでいなばくんにうちわを振った。2013年まで嵐のおたくをやっていたので現場には常にいなばくんがいたはずなんだけど、なんでこんな目立つ人に気づかずにいたんだろうなあ。よく知る空気感の中で、初めて見るいなばくんはきらめいていた。遠くたってよくわかるし、防振のおかげでかわいい顔がたくさん見れて嬉しかった。潤が「MADE!」と紹介してくれるのを聞いて、ずっと当たり前だったはずなのにめちゃくちゃ感動した。全然関係ないのだけど潤はMADEのことを「メイ!」と呼ぶので、They武道のことは知ってたけどMADEのことは好きになるまで名前もあんまり知らなかったよね…という話を、嵐を通ってきているお嬢様とこないだ話した。メイ!と呼ぶ潤ももう見れないんですけど。
どうしても好きで、元旦から大阪までNEWSを見に行くことに決めた。東京公演も入った。宇宙人と遊ぶMADEが無邪気でかわいくて、4人のことが好きだと思った。
ラブバトル横アリにとみのぶが来てくれていたことを知って嬉しくなったけど、わたしはいなばくんにも見てほしかった。

怒涛の年末年始のコンサートを終えて、ヴァンステが決まって、チケットは全滅で、なんとか何回か見に行けることになって4月、初めてお嬢様といなばくんの話をした。その節はお世話になりました。いなばくんのことを好きな人といなばくんの話ができること、すごく幸せだった。

夏には名古屋までタイクちゃんを見に行って、秋はえび座、冬、念願だった単独公演。前のブログでも書いたけど、クリエも湾岸もサマパラも行けてないわたしは単独コンプレックスがまあまああって、だから本当に単独が決まった時はうれしくて踊った。いなばくんが、4人がつくる世界はまぶしくて、いとしくて、このひとたちがつくるステージをもっともっと見たいって思ったのは当然の事だったし、これからも見られるだろうって勝手に、未来を思い描いてしまった。ジャニーズJrに永遠を求めてはいけないし、明日どうなるかも分からないところだということを分かっていたはずなのに、これからもずっと4人でいてほしいと思ってしまった。だってあんまりにも楽しそうだったから。4人が。いつだっておわりはあっけない事を、知っていたはずなのに忘れていた。こんな愛に溢れた曲をのこしてさよならだなんて、誰も思わないだろ。

わたしの見ている、見えているものが全てであって、その裏側で何が起きているか、本人たちが何を考えているかなんてどうでもよかった。
だから、春から話合いをしていただとか、方向性だとか、そんな事は知らないままでいたかった。わたしの見てきたものとはあまりにも齟齬があるそれが事実として綴られているのには違和感しかなかった。事実だったとして、知らなくてよかった。あんな風に文章を綴らなくてはならなくなってしまったことが悲しかったし、許せないなと思うこともあった。渦中の人物であった彼にも腹が立った。だけど、嫌いになれなかった。
わたしが1年と少しいなばくんを見てきた傍らにはいつも彼がいたし、いつだったか辞めようとしたいなばくんのことを引き止めたことも、わたしのもう一人の自担であるかわいくんのことを兄さんと慕ってくれたことも、彼にとってどうでもいいことだったなんてわたしには思えなかった。わたしの好きな人たちのことを好きでいてくれた彼のことを、どうしても嫌いになれなかった。
大河。いなばくんの隣にいてくれてありがとう。ふたりが悪友みたいにしているところ、これからもずっと見ていたかった。わたしの理解の及ばないところで繋がりあってるようなふたりが好きだったよ。かわいくんのこと、こんなにもずっと大切にしてくれるなんて正直思ってなかった。どうか、わたしたちの知らないところで、これかも好きでいてくれればいいなと思う。明日から「ひかる」も「兄さん」も「ふみと」も、聞けないのか。そんな世界知らないな。知りたくもなかったなあ。バカだな。


明日から、何もかもが変わってしまう。ひとつのおわりが来るのは避けられない。MADEはもうどこにもいないし、いなばくんはMADEのリーダーじゃない。わたしは、わたしたちはお嬢様じゃない。もうIslandTVも、おまかせも更新されない。わたしの大好きないなばくんとのぶきのシンメも、多分もう見られない。いなばくんがMADEのためにつくった衣装は更新されない。だれも大河の名前を呼ばない。書き連ねただけで鼻の奥が痛い。地獄のような世界だ。そんな地獄みたいな日々でも、生きていかなければいけない。まだまだいなばくんのことを好きでいたいし、好きだってバカみたいに騒ぎたい。できるならうちわだって振りたい。

MADEのことが好きだった1年と少し、本当に楽しかった。MADEのやさしくて平和なところ、好きだった。4人のグループを好きになったのは初めてだったし、初めてシンメにときめいたのもMADEだった。相棒と呼び合うふたりも、頑なに苗字で呼び合うふたりも、いとしかった。シンメでやる曲が見られなかったのは本当に心残りで、多分亡霊になっちゃうと思う。
のぶき、いなばくんのシンメでいてくれてありがとう。同い年ならではの遠慮のないところが好きだった。けんちゃん、MADEのボケ拾い(?)ありがとう。いなばくんに優しいかと思いきやすごい適当に相手するところ、好きだった。大河、いなばくんの友達でいてくれてありがとう。コイベビでの大河の演技が好きだった。
MADEのリーダーのいなばくん、今までどうもありがとう。いなばくんのつくる、MADEにしか着られないその衣装が好きだった。そしていなばくん、これからもよろしく。いなばくんの輝きをもっともっと浴びたい。きらきらの服を着て、きらきらの笑顔で、ステージ上にいてくれ。できるだけ長く。

何度でも何度でも何度でも何度でも僕を思い出していいから。いつかわたしを救ってくれた歌詞だ。MADEのいなばくんを好きだったこと、MADEの4人が好きだったこと、MADEのお嬢様でいる日々が楽しかったこと、忘れたくない。忘れられない。思い出に縋りながら過ごしていくこれからの日々を、どうか許してほしい。

MADEが大好きだったし、これからだって大好きでいる。まだまだ4人でいるところが見たかった。愛してる。
さよならなんて誰が言うか。

2019振り返り下

7月

ドームのチケットはない。

わたしの好きな人たちを選んで、育ててきたひとがいなくなってしまう。ヒロキのブログがよくて泣いた。

イン・ザ・プールを観る。内くんが美しく、圧倒される。何してても色っぽいのがすごい。カテコで天を仰ぐ内くんを見る。

おしゃれイズムを見てガッツポーズをキメる。以後、イマジナリー増田現象に襲われるようになる。

小川が舞台に出ることを友達からのラインで知る。情報局からのメールを開くと本当に小川の名前があって動揺した。こんな日が来るなんて思っても見なかった。小川にまだまだ引き出しやら扉やらあることを知ってしまった。

えび座のメールにえびのあとすぐいなばくんの名前があって駐輪場でうろたえた。えび座に小川復帰しないかなあ、と思う。次の日、願望が現実になって笑ってしまった。10月、自担が3人も出る舞台を観に行くことになる。

 

8月

いなばくんを見に名古屋に一週間住む(途中で一旦帰ったけど)。開演前に光(いなばくんではない)が見えたことに恐怖を覚えるが、いなばくん的には杞憂に終わる。誰かのわるいとこたくさん出てる舞台だったけどいなばくんはかわいいだけじゃなくて自分なりのタイクちゃんをつくりあげてて、全身でお芝居を楽しんでいるように、わたしには見えた。レオさまでド緊張していたいなばくんはもういなかった。爪にネイルしてて死んだ。タイクチャンのパパになりたい…とうわ言のように言っていた。稲葉担の方々とたくさんいなばくんの話ができた一週間だった。闇落ちタイクチャン。名古屋のいなばくん写真を買い過ぎてしまったのもこのとき。その節はマジで申し訳なかった。ところで名古屋でインロックした。

ドーム。こんなに複雑な気持ちになるなんて誰が予想したか。まあ、まあそういうこともあるかとは思ったけど、とりあえずいなばくんはきれいだった。あんなところでデビューの花束持たされてる深澤くんに、手放しでは喜べなかった。おめでとうと思ったのは本当。深澤くんが報われるのはめちゃくちゃ正しいことだと思った。けど、こんなのはないよな、とも思った。ところで小川は矢花とおなじところでギターを弾いていた。この日を待っていたな、と小川担のわたしは思いました。

GwZツアーに参加。公演後虹がかかっていて夢かと思った。えびって本当に面白いしかっこいい。あんなにファンサせずむすっとしてるかわいくん初めて見た(小紫ちゃん)。ナチュラリーのはしつかがめちゃくちゃかわいかった。

 

9月

ヒロキが踊っている動画を上げる。泣く。こんなふうに踊るひとがすきだった。

新宿のありふれた夜。席が近すぎてビビる。小川が演技しているところを初めて見た。わたしが知っている小川も、知らない小川もどっちもいた。パンフレットの経歴のところに「ジャニーズ大運動会」と書かれていてわらう。フフ。大運動会でもりつぐと喋ってた小川かわいかったな。

ふゆパラが決まる。世界一浮かれていた。

 

10月

ふゆパラが全滅で絶望。

ボクハレを見る。初演は見れなかったので初見。探していた2017年7月がここにあったし、でもヒロキは今のヒロキで、こういうふうに何度でも思い出していいと言ってくれるヒロキが好きだと思った。仲田拡輝をすきになってよかった。

えび座。かわいくんも小川もいなばくんもみんないるもんだから目も脳みそも足りなかった。あと200回くらい見たかった。久々にえびの曲を挽く小川を見れてうれしかった。ダンダンダンスの「かまろん♪かまろん♪」がかわいすぎて死ぬ。明らかにかつんの曲のときだけ気合がダンチでかわいくてわらってしまった。今年もマカダミアンナッツがあってうれしい。はしふみの恋知ら最高。かわいくんの誕生日、深澤くんも来てたから全員揃ってしまって大変だった。

 

11月

ふゆパラ(MADE)に行けることになる。ありがたすぎてうれしすぎて小躍り。グローブ座で歌い踊るいなばくんがきれいで、単独見てないコンプレックスを抱えていたわたしがここで報われた瞬間だった。初めて自分の領地でホームで歌い踊るいなばくんを見た。こだわりぬいた衣装を着るいなばくんががっこよかった。あんなに曲中はかっこいいのにMCはばかみたいにゆるくて、MADEがすきだなあと思った。終電かわいかったなあ。オリ曲ができて、死ぬほどうれしかった。イケヴァンの発表、興奮した。いなばくんのうちわを爆買い。でももっと買ってもよかったかなとも今、思う。

トラベルモードを見る。のぶきの顔面が良すぎてちょっとびっくりした。知っていたけど。髪色が最高にかわいい。イケヴァンのときも思ったけど、のぶきのセリフまわしがすきだ。嘘を付き続けて進む内容に、キャッシュオンみを感じる。

内パラ。こちらもご縁があり行けることに。小躍り。久々に小川を見る。やっぱり内パラにつく小川は最高。矢花とセッションする小川が最高。小川。小川がギターを弾いているところをいつまでも見ていたい。

 

12月

小川の交友関係をたくさん(当社比)知る。

新国立に行く。新国立の一曲めがラブソーでちょっと泣いた。初めての国立と一緒だね。

いろいろあった。まだ渦中だから、落ち着いて書けないから多くは語らないけど、11月楽しかったな、ってずっと思っている。

カウコン、楽しみです。

 

 

充実した一年だったように思う。特に夏は、いなばくんを見るために名古屋に住んだのがほんとに今でも面白くて、やってよかったなあ。2020年どうなるか、マジで本当にわからないけど楽しくなればいいな。

2019振り返り上

2019年、何だか色々あったなあ。あと20時間とちょっとすればカウコンが始まる大晦日の今、振り返ってみようと思う。

1月
すばるくんがいなくなった。
元旦、いなばくんに会いに大阪に行った。初めてNEWSの現場に行ったのもこの日。メインバックで踊るいなばくんを見て、しぬほど好きだと思った。行く予定のなかった東京公演も参加した。
ラブバトルツアー追加公演に行く。えびは狂っていた。ヘンで好きすぎる。ブラックシュガーの物販も狂っていた。
すのうまんが9人になった。身体が冷えてくのを久々に感じた。
イケヴァンが発表されてうれしいと共にサイトのつくりを見に行く。案件ではなくてホッとした。
ヒロキのバーイベが楽しくて救われる。「再演楽しみです!」の返事が「頑張ってください!」だったのが今思い出してもだいぶおもしろい。頑張ったよ。
嵐が活動を休止するという。思った以上にかなしくてさみしくて、東京駅で友人と抱き合った。

2月
目黒の更新に憤った。その日のおまかせに乗せられたのぶきの腕がフランスパンだったので元気になった。が、次の日ふかざわくんが尻拭いさせれられて無理だと思った。
滝沢歌舞伎を見に京都へ。SnowManが9人なことがどうでもいいなと思う。悪い意味ではなく。

3月
ISLANDTVのプロフィールに小川がいた。意味わからんくてうれしくて小躍りした。愛してるなと思った。
めどジェイが生まれる。いなばくんがギャルで安心する。
トリッパー遊園地を見る。初めて桟敷で弁当をたべる。多くは語らないがかわいくんはかわいかった。ハルちゃんとマサヒロがすき。
すの単独全通(と言っても2日)して、覚悟を知る。9人になってよかったねとも、6人じゃなくても大丈夫だねなんて言いたくないが、人生賭けたと言う深澤くんに、ありがとうと何度も言う阿部くんに泣いた。上に上がっていく9人がとてつもなくきれいだった。

 

4月

少年たちを見る。深澤くんと結婚したい。

ヴァンステ。初日の緊張で張り詰めた空気を忘れられない。のぶきの魅力に気づいてしまった。いなばくんは低い声も出せてかっこよかった。二幕のレオ様の美しさをまだ覚えている。やけにきれいだった。初めて稲葉担のひととおしゃべりした。

ぼくらのショウタイムを観る。小紫ちゃんがかわいい。かわいくんはほんとうにこういう役がよく似合う。怒っているかわいくんは恐ろしいほどきれいだ。どことなくキクみのあるかわいくんだった。

 

5月

ぴかぴか元年になる。

ワールディスタを見に大阪へ。まっすーを間近(当社比)で見て恋…となる。いなばくんにちょっと嫉妬したがすぐ我に返った。

8/8が発表されてワクワクが隠せない。小川がドームに来るかどうか心配をしていた。


6月
トキオウォーカーにMADEが呼ばれて大喜びした。いなばくんがまっすーに追いつきたいし勝ちたい、と思っていることを知って好きが止まらない。2週も呼んでもらって贅沢だった。

4人も自担がいるのに誰に会うチケットもなくて落ち込む。

6/19の朝、なんだかソワ…として起きたらいなばくんのお仕事が決まっていてテンション爆上がりのちにょろ…とわかって爆下がりする。が、他の布陣がすばらしいので持ち直す。夏は名古屋に住もうと決める。
プロメアにハマる。ガロティモス。

今日は、好きなだけ

今年も行ってきました内パラ。はじめての冬です。

去年と違って内くんからバンドメンバーの発表はなくて、でもなんとなく小川は絶対つくだろうという確信があった。矢花はいてくれるだろうか、去年と状況があまりにも違いすぎるしななんて考えていたらISLANDTVですばらしい動画が上がって、今年もこのメンツでいてくれることがほんとに嬉しかった。(この時点では全滅の為チケットがなかったのだけど、ご縁に恵まれて11/22、MADEのふゆパラぶりにグローブ座に足を踏み入れることができました。ありがとうございます。)セッション、かっこよすぎるから全人類見てほしい。ぼかしがかかってるドラムの人はサポメンの斎賀さんです。(https://j-island.net/movie/play/id/2949)

MCで小川も言っていたけどグローブ座はやっぱりTDCより狭いから1階席じゃなくてもだいぶ近さを感じた。去年は開演前にスタッフさんが出てきてギターチェックなんかをしていたところを、今年は本人たちが出てくるもんだからビックリしてしまった。ギタリストだ、と思った。小川も矢花も、去年よりめちゃくちゃバンドマンの顔をしてるな、と思った。いや、バンドマン知らんけど。知らんけど自分の音に誇りをもって、内くんのバンドメンバーの一員だ、という顔をしているのがかっこよかったんだよ、ふたりとも。ところで聞いてはいたけど髪色がキマりすぎてて「カッコイ…」て小声で言ってしまってだいぶ恥ずかしかった。

今年は1公演しか見れてないからセトリとかはもうあやふやなんだけど、小川の歌わせてもらっているところとか、見せ場とか、去年も増えたなーと思ったけど今年もたくさんあって嬉しかったなあ。新曲のpasswordだったかな、内くんと一緒に歌うところが結構あってマジか…!!!と興奮して震えた。内くんに信用してもらっているんだなあ、小川。たしか曲の入りは矢花のベースで、ふたりは内くんの仲間なんだな〜と聴きながら思ったりした。
去年も最高だったHiHiHIROCKY、今年も小川から矢花に構いに行くところがあって優黎の尊さ感無量…なんて思ってたら小川が自分のピックで矢花のベースにチャカチャカちょっかいを出しててあまりのエロさにのけぞってしまった。ハ?!そんなの聞いてない!!!そんなことできるなんて聞いてないんだけど?!!わたしはバンドに明るくないのでこういう絡み方は初めて見たんだけど、ちょっとびっくりするくらいエロかった…。小川に対してこういうことは普段思わないので、ごめん…と思ったけど小川がわるいので、、、。すいません(内くんの中で流行ってるフレーズ)
わたしの大好きな好きなだけTODAYはアンコール曲で、バークハツする?とかのC&Rをバカでかい声でマイク通して歌ってる小川が愛しさの権化だった。小川、なんとなくそうかなって思ってたけど声がでかいよね。後半戦行く時準備できてる?みたいに内くんに聞かれて「ハイ!!」て良い返事してたのかわいかったな、元気。内くんにも褒められてた。小川はいつだって元気でかわいい。

MCは今年もいっぱい喋っていて、よりこのメンツがなかよくなってることがわかる空気でずっと喋っててほしかった。めちゃくちゃどうでもいい話をゆるゆるおしゃべりしてて、このひとたちずっとこんな感じで喋ってんだろうな…と思ったりした。おしゃべりすることに慣れてきた優黎がたくさん話に参加していて去年よりメモをたくさん取れた。内くんの言うことにすぐ同調して、内くんだいすき!内くん絶対!みたいな感じで喋る小川、だいぶ後輩気質というか舎弟感というか、なんていうかかわいさが突き抜けていたな。去年もうちくんうちくん!てかわいかったけど。2017年の初内パラのときに「連絡先教えて貰っちゃいました♡」て言ってたのがなつかしい。こんな未来があってよかった。

「君の願い事を全部叶えてあげるよ」、ってLet's go!Let's go!の歌詞を歌う内くんの後ろで小川がギターを弾いているのがたまらなく好きで、ずっと好きでいたいって思ってたんだけどやっぱり今年もずっと好きでいたいし好きでいられるなあと思った。今年のえび座の小川もそうだったんだけど、ギターをほんとうに楽しそうに弾くんだよ、小川は。俺かっこいい顔で、小川の大好きなジャニーズの曲を弾いてくれる。私がいいなと思うものを小川もいいと思っているのがうれしい。えび座、楽しかったって言ってくれて嬉しかった。えび座のときに戸塚くんから貰ったギターを今回使ってるのが嬉しかった。借りてきた猫じゃなくなってる小川、頼もしかったなあ。

小川と矢花の話を少し。去年の暮れに一度もうあの楽しかった空間は訪れないのかもしれない、と落ち込んだんだけど、でも春の矢花はまた内バンドにつく気があって、ドームで小川が侍と一緒に楽器弾いてて、諦めなくてもいいのかもしれない、と思ってふゆパラに臨んだ。結果、諦めるとかそういう話じゃなくて、小川と矢花の音は最高で、矢花にはもう帰る家があるけどきっといつでもここにやって来てくれるんだろうなと思わせてくれるなにかがふたりの間に、ステージ上の五人の中にあって、なんの保証もないのにすっかり安心してしまった。今信じられるのはこの人たちが今奏でててる音で、なんかモヤモヤ心配するのは野暮でしかなかった。
ふたりのこと、内パラだけでしか知らないし多分それ以外で本人たちもほぼ関わらないんだろうけど、3年見ててふたりの音が重なる瞬間が最高だということだけはわかったよ。3年前よりふたりとも自信に満ち溢れていることも。ふだん絡みなんかなくてどういう関係性なんかこっちには全くわからないのに、お互いギターとベースを弾いてる時だけ通じあってるみたいな顔をするのがずるいなあと思った。前述のセッションも最高だったし、アンコールで位置交換したあと矢花のエフェクター勝手に踏み変えて矢花を驚かせてる小川、矢花のおにいちゃんみたいだったなあ。
こんな場を提供してくれた内くんに感謝しかないし、 こんなふうにふたりを見ることができるのも、ふたりが一緒に音を奏でられるのも内くんのおかげで、何度も何度も言うけどほんとうに内くんには頭が上がらない。7MEN侍の侍ってなんて読むのが正解なの?って尋ねる小川がかわいかった。金曜の終演後、みんなでYouTube見てたらいいなあって思った。


今年はドームに立ったり舞台に出たり、久しぶりにえび座に出たり、私が小川を好きになってから初めて見るものが多くて、それらを経て内パラでギターをかき鳴らす小川、ゴチャゴチャ並べ立てたけどもうかっこよくて最高!だった!私は小川のことがほんとにもう、どうしてだかしぬほど好きなので、こんな時がこれからも訪れたらいいな。小川かっこいいところ、もっともっと見せてほしい。好きなだけ小川がギターを弾くところ、ずっと見ていたい。
どうしてこんなに好きなのか、わかんないくらい好きなので。

サスペンダーと蝶ネクタイ

新宿のありふれた夜。初めて小川じゃない小川を見た。小川はわたしの知っている小川だったけれど、わたしが見たことのない小川ばかりだった。わたしの知らないところの小川だった。一年ぶりにわたしの眼が捉えた小川は、小さな劇場の舞台上で蝶ネクタイを締めてキラキラと輝いていた。

この舞台では小川はギターを持たず、セリフを話し、踊り、ジャニーズじゃないひとたちとおしゃべりをする。小川の声を聞いたのは1年ぶりだったのだけど、相変わらずかわいい声をしていてうれしかった。サスペンダーが異様に似合っていて、きゅっと引っ張りあげられたおしりがやけにまるくてかわいかった。紐で縛られたり、レースで目隠しをされたり、五関くんよろしく持ち上げられたり、きっと小川にとってすべてが、わたしにとってもすべてが初めてのことだった。きっと小川は(亀梨くんぽい…)とでも思ったんじゃないだろうか。ギターの小川優としては今までほとんどの人披露されることのなかった小川のダンス、もっともっと見てみたくて仕方がなかった。小川は踊れるので、本当に心底楽しそうな顔で踊るので、場が増えていくといいんだけどな。小川のゲッダンを生きてるうちに見られるなんて誰も思ってなかっただろ。わたしは思ってなかったよ。
小川もパンフレットで言っていたけれど、役と小川が本当にマッチしているようにわたしも感じた。こんなピッタリハマることもそうそうないよなあ。松本梨香さんという実力者が横にいてくれたのは今後の小川の役者人生…小川がそういう道に進むかは今はよく分からないけど、きっと折にふれて思い出しては心を奮い立たせるような、そんな素晴らしい経験になっているんじゃないかなと思う。私だったら一生の宝物にするよ、なんてったってサトシだよ…。カテコで仲良さそうに話している二人、かわいくってうれしくて、目かっぴらいて見てしまった。

正直別にめちゃくちゃセリフがうまいとか、たくさん出番があるとか、そういうわけでは別になくて、それでも観ているひとの心に何かしら触れるような、そんな存在だったと思う。舞台の小川は。舞台の本筋には直接関係があるわけではないけれど重大な役割であるこの役を、小川がやらせてもらえてわたしはうれしいです。何目線だって話だけどさ。

ギターを持っていないのにイキイキとしてニコニコ舞台に立つ小川は、わたしにとって忘れられない宝物になった。夏、おわり。

あたらしい夏

いなばくんを見に行った。名古屋に。いなばくんはきれいだった。衣装もメイクもネイルも、いなばくんのためにあるのではと思えるくらいバッチリ似合っていた。休演日をはさんで、ネイルの色変えたのもオシャレだったな。パパと爪色の配分が同じだったのもかわいかった。外部舞台が2度目だなんて信じられないほどリラックスしていて、自然な演技でびっくりした。子犬だった。182センチの、世界一かわいい子犬だった。パパに憧れて真似したりリーダーシップ取ろうとしたりしているタイクの子どもっぽさとかわいさ、ふと見せる男らしさ、いなばくんにピッタリだなと思った。カテコで共演者の方と楽しそうにしているのを見て、雰囲気のいいカンパニーなんだろうなと思えて嬉しかった。千秋楽が近づくにつれてアドリブかませるようになっていて素直に感心した。公演後にたくさんいなばくんの話ばっかりできるのが楽しくて、わたしは思った以上にいなばくんのことが好きでしかたないんだな、と思った。これからもいっぱいきみの話をしたい。いなばくんが好きだ。いなばくん、全10公演お疲れさま。誰のためじゃないけど、バカみたいに御園座に通ったの、楽しかったよ。

引き出し

小川が舞台に出る。この1年音沙汰のなかった小川は、原と一緒に舞台に出るらしい。舞台?小川、おまえ、舞台に出たかったの?

私は3年前に小川のことを好きになって、まあたったの3年なんだけど、ごく僅かにだけ落ちている小川の情報をひろって、小川の現場を見に行って、小川がどんな人なのか勝手に想像したりして、自分の好きなように小川のことを愛してきたのだけど、知らなかった。小川が舞台に出たかったなんて、私は知らなかった。
この舞台はオーディションで、小川はオーディションを受けて舞台に出ることになったようだった。まだ詳しいことは知らないけど、どうやらそうらしい。ああ、小川は舞台に出たかったんだ。私が思いもよらぬところで。小川のジャニーズとしてのやる気をこんなところで浴びるなんて思ってなかった。
どんな舞台でも小川はギター片手にずっと過ごしてきた。そんな小川が、多分ギターを持たずに、舞台に立つ。小川は「俺のギタリスト」だったけれど、別にギターを弾くために入所したわけじゃなかった。小川にだってデビューを目指していた頃があった。私だってギターを弾く小川に惚れたわけだが、歌い踊る小川だって、演技をする小川だって見てみたかったのは嘘じゃない。ギターを引く姿が世界一かっこよくて、小川がギターを弾いているところをできるだけ長く見ていたいと綴ることもあったけど、そうじゃない小川の引き出しがもしあるのなら開けてみたかった、ずっと。
小川にはまだ私の知らない引き出しがあった。この3年じゃ見つけられなかった引き出しを、知らなかった引き出しを、多分9月に私は開ける。

小川、おめでとう。またギターも聴きたいな。