君が思い出になる

振り払えない存在だと言いました。
http://d.hatena.ne.jp/mutogin/20140315/1394864544

でも、やめる。「コンサートが当たらない」「『国民的』アイドルについていけない」「あのころは楽しかった」「つーかジャポニズムって何だよ」こう思ってしまうのは事実で、だから全部嵐のせいにして逃げちゃいたいんだけど、ずっと好きで楽しかったのは本当だし、今だってチケットがあるならコンサートに行きたいし、でも落選したあとチケットを探さなかったのは自分で、ジャポニズムを受け取りに行かなかったのも自分。結局気持ちが離れた人間が何言ったって言い訳にしかならない。「言い訳っぽく聞こえないようなきれいな担降り文句」を考えてみたのだけど、考えれば考えるほど言い訳感が増しただけだった。私は嵐担をやめる。それだけ。ずっと勇気がなくて手放せなかったけど、たまに見える「あの頃の嵐」にしがみついていたくて振り払えなかったけど、もうやめる。ずっと好きだった。ジャニオタになって初めて行った横アリも、私にとっても嵐にとってもはじめての東京ドームも、はじめての国立競技場も、イベントもドラマも映画も舞台もテレビ番組も他の色々諸々もぜんぶ幸せだった。楽しかった。大好きだった。ありがとう。全部、思い出にします。

嵐コンが好きなので、担当をやめても行けるのであれば赴きたいなと思っている。だからFCはまた更新するんだろうなと思う。でも、これから先コンサートに行く機会があったとして、きっとそれはものすごく楽しいんだろうけど、嵐担としてじゃなくて他担として、「嵐を好きだった人」として楽しむんだなあと思うとものすごく寂しい。だってずっと1番だったから。勝手に好きになって勝手に離れといてひどい話です。でも、もしかしたら他担になったことで、難しいこと考えずにただただひたすら楽しめるのかもしれないなとも思っています。もうすぐあれから10年が経つので、気持ちの整理のために書きました。