笑っていてほしいだけさ

3度めの冬、到来。今年も内パラ(今年はパラではないが)に行ってきました。

去年は前半だけではあるものの小川がおらず、今回は矢花が完全に出ないということで変わらないものなどない…の気持ちになりつつ。ここんとこずっと年の瀬にそんなことばっかり考えているような気がする。まあ、変わらないものなどないのです。それはそう。

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パラ時代はなかったOP映像が今回はあって。今まで(エイト時代~2020)の映像をつなぎ合わせてあわせてあって、下手側に小川がうつるだけでうれしいのに出演メンバーということで小川だけアップにして紹介される時間が数秒。こんな贅沢なことあっていいんですか?!になりまして、内くんならびに内バンドスタッフの方々にはほんと頭が下がる思いです。矢花のブログで「内バンドのグループラインがある」ということを先日知ったわけだけど、「内バンド」はグループみたいなもので、その仲間なんだなあ小川は、と思えて感慨深いものがありました。ところでガッキーいつの時代も変わらんくてびっくりした。知ってたけど。

 

毎年毎年おんなじことを書いている(と思ったら去年は記事自体書いていなかった なんで?)ような気がするのだけども、今年も小川はかっこよくてかわいくてなまいきな子犬で楽しそうでサイコー、だった。今、わたしが好きになった頃とはほんとうに何もかも変わっていて、小川はたくさん舞台に出るようになった。必然的に小川のことを見る機会も増えた。わたしの知らなかった小川をこの数年でたくさん見たような気がする。どんな小川のことも好きだと思った。小川が楽しそうにしていれば、なんだっていいなと思えた。でも、でもやっぱり、ギターを弾いている小川のことが一番好きだ。下手で、俺かっこいい顔をして、真剣な顔をしているかと思ったらこどもみたいな顔で笑ってたり、客席を見渡してにこにこしたり、急にファンサマシーンになったり、書いたらきりがないんだけど、クリスマスプレゼントにはギターがほしい小川が、彼女に会えなくて寂しかったら気を紛らわすためにギターを弾こうなどと提案する小川のことがわたしは一番好きだと思った。

とはいえ舞台で得たものは多く、去年もなんか歌がうまくなったのでは?!なんて思ったりしていたところに今年はDOGFIGHTがあって、経験が如実に出ていた気がする。わからん欲目かもしれん。矢花がいないのもあってコーラスを任されている箇所が例年より多くて、たくさん聞けたからそう思ったのかもしれないんだけど。特に新曲のplaybackでアーハンしたりプレイバックプレイバックしたりする小川にときめきが止まらなかった。今年の気づき、歌声めっちゃ好き。今更?今更です。Buddyだったか?高めの声出すとこで直前喉辺り調整してたの超好き、てなった。今年は一人で担当するところが多いから、多分例年より責任を感じていたように思う。勝手に。

 

矢花がいなくて、もっと寂しい感じになるのかなあと思っていたのは杞憂で。なんなら矢花が悔しくなっちゃうくらいかっこよくてすてきなステージだった。それでいいんだと思う。矢花がいてもいなくても、という話では当然なくて。ここからまた次、矢花が帰ってきたとき、どうなるのか、どうなっちゃうのか今から楽しみだよ、わたしは。きっと矢花自身が一番悔しいだろうから、悔しさを来年ばかばかぶつけてほしい。3回もリハ見に行っちゃうような矢花だから、きっと想像を優に超えてきてくれるに違いない。

 

じゃあ一ミリも寂しくなかったか?と言われたらそれは嘘になる。KOTAさん相手に向かい合って弾くところとかめちゃくちゃかわいかったんだけど、やっぱり矢花相手におちょくる感じでエフェクター勝手に踏んだりとか弦かちゃかちゃしたりだとかそういう小川は今回いなかったので。矢花相手でしか見られない小川のこと、もうずっと好きなのでしぬほど寂しかった。結局寂しかったんじゃんね。そうだよ。

正直最初矢花が侍に入ったとき複雑な心境だったのもあって、今回侍としての仕事で内バンドに出られない状況に、恐れていたことがついに来てしまったな、と思った。でもえび担としての自分は侍がえび座に付くことはすごく嬉しくて。どう処理したもんか、と自分の中で消化できないままえび座を先に見た。侍にいる矢花のことも大切にしたい、と思った。劇中で、戸塚くん扮するジャニーさんが「君たちにはただじゃ折れない強い名前をつけてあるでしょう?」と侍に向かって言うシーンがある。2回見て2回ともそこで泣いてしまった。矢花が帰る場所はここなんだ、と思った。名前がついた場所に矢花はいる。良いことだ。名前はないよりあったほうが良いに決まってる。数日後、矢花が内パラのリハに3回も来ていたことを大阪公演のレポで知った。矢花が超楽しそうな顔をしていた、と小川が言っていたって聞いた。矢花のブログで内バンドのグループラインがあることを知った。矢花が帰る場所は侍なんだろうけど、いわゆる掛け持ちともまた違う特殊な状況に矢花は置かれていると思うんだけど、いつだって何の気遣いもなしに遊びに来られるような場所が内バンドなんだったらそれでいいか、なんて思ってしまって急にストンと自分の中で腑に落ちた。2年前にも同じようなこと書いた気がするな。多分これからも似たようなことで悩むんだと思う。小川と矢花のことを見ている限り。えび座、すごく良かったよ。あんなに踊ってる矢花、初めて見た。変わらないものなどないね。変わっていくあなたたちが、これからどうなっていくのか、どうしようもなく辛くなってしまうかもしれなくてもずっと見ていきたいなと思った。

 

来年の話をすると鬼が笑う。内バンドのこと引き返せないくらい大事なものにしてしまったので、次も次も次も、来年どころの話じゃなくってもう、ずっと続いてくれないと困る。毎年内くんの曲の歌詞が何かしら心にくるんだけど、今年は去年の新曲のourstoryがそうだった。笑っててほしい。小川がこんなにも楽しそうで、かっこよくて、無邪気で、輝いている場所はここにしかない。ありがとう。