君の願い事を全部

タイトルからわかるようですが、去年に引き続き今年も内パラに行ってきました。

サマパラが発表されて、内くんあるってことは今年も小川いるかな?と申し込んでみたら全部当選したうえに内くんが連載で小川も矢花もつくことを教えてくれたので、健やかな気持ちで当日まで過ごすことができました。内くんありがとう。26日、いつも持ってる小川うちわを携えてTDCへ向かった。この日は暑すぎて、内くんのアクリルスタンド並ぶ元気がなくて買わなかったけど、次の日無事買えて今は手元にあります。チケットを発見し終えると、ちゃんずーからのフラワースタンドがあった。それは内くんのカラーのピンクではなく、確実に海を意識した青だった。デカいイルカまでついていたし、名前の札も船の形で完全に沈める気でしかなかった。今年も期待しています。

席は3バル、前の方の席で、視界はとても良好だった。スタッフさんがチューニングに出てきて、小川のギターを確認することができた。(いつものギターだ、と思ったけど公演中色が違うことに気づいた)客電が落ちる、と同時に楽器隊が静かに出てきて、驚く暇もなくメンバー紹介が始まった、んだけど、ちょっと待って小川なにその髪の毛?なんか、もじゃもじゃ。いままで見たことのないタイプの髪型で、半笑いで見てしまった。そんなふうに私が狼狽えていたら小川も紹介されて、しかもガッキーの紹介は小川が任せてもらえた。小川の声だ、と思った。わたしは小川の声を一言二言しか聞いたことがなかったので、これが小川の声なんだ、としっかり認識することができて嬉しかった。

ガッキーによる紹介と共に、内くんが出てくる。そこからはもう怒涛だった。内くんの美声、年に1度しかライブをやらない人とは思えない声量、ガッキーの安定感と軽やかなピアノの音、見違えるほどイケ化が進む矢花、サポメンの雑賀さんの重量感のあるドラム、そして小川のギター。去年より堂々としてるなと思った。去年より、自信をもって弾いてるなと思った。わたしはギターに明るくないので何が良いとか悪いとかわからないんだけど、小川のギターは最高だった。相変わらず俺かっこいい顔で弾くし、俯きながらの笑顔は死ぬ程キュートで美しいし、髪の毛びっくりしたけど小川はやっぱり美しかった。そりゃ3バルから見た時のこと考えて髪型つくらないよな。去年メッシュ入れてきた男のこと舐めてた。ごめんな。エフェクターを踏む回数が去年より増えていた気がして、小川のプロ根性を感じた。めちゃくちゃ細かく踏み変えてる。大体の曲は既存の赤いギター、激しい曲調のをやるときはいつものとりの青ギターの色違い(たぶん新調してる)、あと数曲アコギという感じでした。小川のアコギ好きなんだけど、なんかめちゃくちゃ巻き舌だな…と思った。ガッキーのソロで弾かない時に組んだ足を両手で抱えてるのが小さい子みたいでかわいかった。両手で抱えてるのは初日だけだったけど。

今年はMCにもばんばん参加させてもらって、というか4人なのでもうメインMCで、小川の声を多分もう一生分聞いたんじゃないか?というくらいおしゃべりさせて貰っていました。グッズ紹介もぐいぐいくるし、つっこみもするし、上にガキ内が行ってしまったので矢花とふたりでメインステージに取り残されるし、喋れと言われたのにガキ内見てほえーとしてるし、小川は23さいのふつうの男の子で、生きてんだなということを実感してしまった。去年はジャニーズだなあ!ということを確認させてもらって、今年は普段を生きてる男の子だということを確認させてもらえた。内くんにはほんと感謝してもしきれない。2日目登らせてもらえたときは、「俺高いところ結構好きなんですよぉ」と言いながら登っていて新情報ありがとうだったし、矢花が登っている時は「SASUKEみたい、岩本くんも登ったのかなあ」とジャニーズJrみたいなことを言っていて、興奮した。いやジャニーズJrですけど。小川からほかのジャニーズの話が出ると興奮する質なので…。

今年は、小川も矢花もマイクで歌わせてもらうところとかソロで弾かせてもらうところ、メインを張るところ、ピンで抜かれるところが格段に増えた気がした。内くんに信頼してもらえてる気がして、嬉しかった。小川ももうギター歴はなかなか長いけれど、誰かと一緒に音楽をやるということはあまりなくて、こんなふうに2年続けて呼んでもらえて、打ち解けてもらえて、内くん
ガッキーみたいな音楽を本気で愛している人たちに音楽性を認めてもらえていることがわたしは嬉しくて仕方がなかった。小川が誰かといる、誰かと楽しそうにしているところを見るのがたまらなく好きで、内くんに寄りかかられて弾いてる時はこんなところを見れてこんな値段でいいのか?と思った。矢花とのセッションはこの時を待っていたなという感じで、小川くんからちょいちょいとモーションをかけてセッションに入るところがとてつもなくチャラくてイケててかっこよくて好きしかなかった。矢花も小川もこれぞ破顔という顔で笑っていて、こんなところを見たかったんだよなあ、と泣けてくる気持ちだった。アンコールのHiHiHIROCKYでは、小川から矢花のところに行って覗き込んでふたりで歌うところがあったのだけど、たぶんこの瞬間以上に尊いものなんてほかにあんまりないんじゃないかと思う。2日目は2公演ともそれぞれの場所で歌っていて(なんなら昼公演では小川は煽ってて歌うの忘れてた)、こういうそのときの感情で動くのがロックなんだろうな、と思った。ロックよくわからないけど。ところでHiHiHIROCKYは小川のすきな曲らしく、ガッキーに力説していたのがかわいかった。

小川は2日間通してずっと楽しい!楽しいです!と言っていて、そんなん聞けたらもう思い残すことないわ、と思ってしまった。ぜんぶ楽しいです!ってガッキーとお話してたとき、この人は本当に音楽が好きで、ジャニーズの曲が好きで、ギターを弾くために今ここに生きてるんだろうなあって、思って、小川のこの先を思った。ずっとこのままでいてほしい。ずっと、小川が好きなジャニーズの曲を弾いてほしい。君の願い事を全部叶えてあげるよって内くんが歌う後ろで楽しそうに弾く小川のこと、ずっと好きでいたいと思った。明日どうなるかなんて他の子たちも含めて何もわからないけど、小川がしたいことをして、なんならそれがわたしが見たいものと同じで、このまま続けばいいなと、切に思いました。

内パラが終わって、なんかお見送りまでされちゃって、近くで見た小川は死ぬほど綺麗でかっこよくてかっこよかったですとしか言えなかった。髪型には驚かなかった。小川はきれいだった。ありがとうございますなんて言われて、みんなそう言ってたけど、こちらこそだよと思った。ステージ上にいてくれてありがとう。これから先も、ステージ上にいる小川を見ていたい。小川にうちわをふりたい。ここに君のファンがいるよって小川に、伝わるといいなってずっと思っている。

内くん、ガッキー、矢花、雑賀さん、そして小川、楽しくて愛しい夏をありがとう。宝物です。