自担のはなし続き、そしてもってかわいくん。

下の記事の続きです。

今年の4月の中旬頃、中高からの友人(嵐担)から、A.B.C-Zのコンサートのチケットが余っているんだけど行かないか、と連絡がありました。私はその頃社会人なりたてで大変貧乏だったため、即答は出来ませんでした。A.B.C-Z、名前は知ってる。感謝祭も見に行ったから、なんとなく顔もわかる。でも、曲もわからないしコンサートに行くほどではないような…と思ったものの、『行かなかったら後悔する』とも思ったんです。どうしてなのかはわかりません。でも、行かなきゃ、と思ったんです。しかし友人に行く、と連絡してからもとくに予習はせず、あまり実感のないまま、前日に焦りながら過去少クラなどを見たりセトリを見たりしながら4月29日当日を迎えました。ペンラで演出をする、ということは聞いていたので、とりあえずペンラを買いました。他は何も買いませんでした。これは、このあとずっと後悔*1することになります。塚田くんのラバーバンド目当てにtwinkleを買う友人を尻目に、私はずっと「最後まで誰にも全く興味を持てないまま終わったらどうしよう…」と考えていました。なんて失礼な客なんでしょうか。でもそれくらいの存在だったんです、その時は。

コンサートが始まりました。OPは私でも知っているデビュー曲、ざえび。おー、かっこいいな、この曲いいよね…と思いながらペンラを振っていました。5色のペンライトが輝き、きらきらした5人が歌い踊る、すばらしいOPでした。遠いところからの気持ちで見ていました。しかし、2曲めのずっとLOVE、freedomあたりから、ひとりの人がばかり目につくようになっていることに気付いたのです。そして、自分でも驚くような発言が、口から飛び出ました。

「私、かわいくんだわ…」

この時の友人の引き気味の「へえ…」と、なんとも言えないような心底どうでもいいような顔は忘れられません。一瞬にして、かわいくんは私の心を奪っていきました。振りすぎて取れそうな頭、スタンスの広すぎるダンス、なんだか松本さん臭のする動き、あまりにもイメージと違い過ぎた喋り、ひとりだけ回せないブランコ、全てが気になって気になって、気付けばペンラはずっと紫になっていました。都道府県47、かわいい…とずっとつぶやいていたのを覚えています。何だこのひと、ずっと見ちゃう!やだ!かわいー!コンサート中はもうずっとそんな感じでした。

ツイートを見返したら、おんなじようなことを書いていました。

『わたし…かわいくんがすきだわ…』
『ふみきゅんかわいかった…ふみきゅん…』
『馬面っていう情報しかなかったから、ふみとくんてこんなしゃべる子なんだ〜とかしゃべり頑張ってんな〜とか髪の毛さらさらしててかわいいな〜とか一人だけブランコ怖い怖いしててかわいいな〜とかたくさん発見があってよかった』
『こんなにふみとくんに心奪われてるなんて昨日の自分予想してなかった…はっしーか戸塚くんかな…って思ってたんだけど…ふみきゅん…』

公演後の私のツイートです。完璧にもうかわいくんしか見えていません。かわいくんのことばかり考えていました。今見るとふみとくんてだいぶ恥ずかしいです。今なら絶対呼べない。ふみきゅんですらもう呼べないです。

もうこの日から、私の心はかわいくんに奪われたままです。彗星のようなスピードで現れた存在に。
かわいくんのことをもっとたくさん知りたくて、昔のレポを読んだり、ファンブログを読んだりしました。本当はセンターになりたかったことを知りました。滝様に言われて諦めたことも。あとから、橋本くんという絶対的なセンターが入ってきてしまったことも。赤になりたかったことも。今はMCをがんばろうとしていることも。不器用な人であることも。すばるくんに死ねって言われたことがあることも。そしてとても愛すべきかわいい人だということも。

そして、すばらしいタイミングで1万字が行われました。そこにいたかわいくんは恐ろしいほどアイドルで、アイドルの1万字として、ものすごくよく出来たものでした。私はこの人をずっと見ていたい、応援したい、好きでいたい、そう思うしかありませんでした。確かに本音を話してはいるんだけど、まだ奥にたくさん隠れているものが多分あって、それはたぶんかわいくんはもうずっとこちらには発信しないんだろうなあと思うんですが、このままずっと見ていたら、知れるんじゃないかとも思っちゃうんですよね。知りたいなあって思っちゃったんですよね。
だんだんと、私の中のかわいくんを自担にしたい、自担と呼びたい、かわい担になりたいという欲が大きくなり始めました。だってこんなにかわいい人、自分の中に入れ込んで近くで見ていたい人、いないよ。サマリーのランダムポストカードがかわいくんだったのも、きっと思し召しだ。毎日毎日かわいくんのことばかり考えて、浮かれて、そして、私はかわい担になりました。

かわいくんが、はじめての自担です。今まで誰も自担に出来なかった私の、はじめての自担です。遠くから見てるだけじゃ、我慢できなくなってしまいました。かわいくてかわいくて仕方がありません。
5月中旬ぐらいにこんなpostをしていました。おもしろかったので載せときます。

5月の時点でかわいくんのかわいいとこ、こんなに見つけられてた自分すごいなって今思ってるとこです。でもこんなんじゃ足りてません。かわいくんのかわいいは、底知れないです。これからもかわいいところ、たくさん見えてくるのだろうなあと思うと本当に本当に楽しみです。もちろん、格好良いところも。嫌だなあと思うところだって見つけてみたい。自担って、こういうことなんだなあと思う日々です。


自担、なんだかよくわからないものでしたがかわいくんのおかげでスッと自分の中に自担を入れるスペースが出来たような気がします。これからもっと時間が過ぎて誰かそこに入ってきてしまうのかなあと少しこわいんですが、今は自担スペースがかわいくんでいっぱいなので、かわいくん一人と向き合いたいな—と思います。少年コレクション読みながらかわいくんより大事な人ができてしまったらどうしよう…!とちょっと泣いたのは秘密です。(自担は何人いてもいい派のつもりですが!)かわいくん、これからよろしくお願いします。気持ち悪いな。今これを書いていて、とても浮かれています。

*1:未だに!