なんてことはなく、ただのアイドルおたくがアイドルに勝手に過剰に幻想を抱いてしまって、それを根本的なところからバッサリと裏切られたような気持ちになっている、というだけの話です。

というだけの話なんですけど、本当にこんな悲しいことはないなと思ったしまだ思ってる。どうしてそんなことを言えるのかわからない。なにが君にそんなことを言わせてしまったのかわからない。それを読んだわたしたちのことは考えなかったのでしょうか。考えられなかったのでしょうか。考えられないくらい切羽詰まって苦しかった?じゃあ、周りはどうしてんの、大人はなにしてんの。

とにかく腹が立ったし悲しかった。ついこの間、最高にハッピーな初夏が終わったところで、もう週末にはファンミも控えている、こんなときに。どうしてそんなことを言えるのかわからない。あの楽しかった初夏とか、なんだったのかなあって思ってしまった。私には幻には見えなかったんだけどな。幻だったのかな。そして私は河合担なので、かわいくんのことを思ったりルードウィヒのことを思ったりした。あの冬を忘れられなくて、今までも書いていたけどずっと今でも引きずっていて、あの冬がきっとふたりのターニングポイントになったって思っていた、そういうのを、なんだったのかなあって思ってしまった。そんなこと思わせないでくれよ。アイドルの橋本くんが好きだよ。アイドルじゃなかったら好きにならなかった。でも、そういうの全部なしになっちゃうんだよ、そういうこと言うと。馬鹿にしないでくれよ。自分のファンなら許してくれるだろう的クソみたいな気持ちなのだとしたら、私は許さない。

どういう気持ちで、どういう顔でアイドルの橋本くんに会いに行けばいいのかわからないです。私が覚えているアイドルの橋本くんは、4人のお兄ちゃんに目一杯愛されてとびきりキュートな顔でちょっと照れくさそうに嬉しそうに笑うハッピーでちょっと暗い男の子です。